Maxspect Gyreを洗浄したらパワーが10倍くらい上がった(戻った)
水槽に関する直近の投稿は2018年12月です。それから9か月、いろいろありました。仕事が忙しく、水槽の管理が疎かになっていました。ただし、水換えだけは毎週1回20Lから30Lは欠かさず実施しました。
水質のチェックをせずに見た目がかっこいいということで、ドーシングポンプを導入しました。案の定効果はでるわけでもなく、むしろポンプから添加剤が出ないこともあり、かっこだけの代物となりました。
そこで、一度初心に帰ることにしました。具体的には
水質のチェックをせずに見た目がかっこいいということで、ドーシングポンプを導入しました。案の定効果はでるわけでもなく、むしろポンプから添加剤が出ないこともあり、かっこだけの代物となりました。
そこで、一度初心に帰ることにしました。具体的には
- 人工海水をインスタント・オーシャンからRedSea Coral Pro Saltに変更する。
- RedSea Coral Pro Salt はカルシウム等最適化されているはずなので、NO3:PO4-X以外は添加しない。
- ドーシングポンプをやめ、添加剤は手動に戻す。
- 添加しないので週に1回30Lの水換えを行う。
- 水道水をやめ、RO+DIによる純水を利用する。
- 水流を見直す
- Gyreを清掃する。(行きつけのショップで汚れているとパワーが著しく落ちるとアドバイスあり)
- 水槽背面、うちの場合はライブロックの裏側に水流を起こす。(ZOOX Fantastic Wave ZX8000 を使用)
- 波を起こす。(TUNZE 6095 のWaveを最短間隔で使用)※Gyreを清掃したらパワーが元に戻りました。100%で運用していたのを20%に落としても十分すぎるほどのパワーがあり、正直 TUNZE 6095 は不要だったかもしれません。ただし、水流でなく波動を起こしてみたい気もしたので、そのままTUNZE 6095を使用します。)
- Maxspect Nano-Tech Bio-Sphere を撤去しました。(ナチュラルシステムに寄せる)
- RO水を使った飼育水で換水250Lを実施。(リセットでないので1週間かけて250Lを換水)
この中ですぐに効果が出たのが、RO+DIによる純水を利用したことです。苔の生えるスピードが極端に遅くなりました。
ネット情報ではRO水も水道水もさほど変わらないという情報もあります。水換えによる運用高負荷となるのでは水槽を畳むしかないので、水道水で運用していました。一時期は、NO3の値は0、PO4もほぼ0をキープしていたので水道水で問題ないと思っていたわけです。
ところが昨年末から魚もサンゴも増えたせいか?NO3もPO4も急上昇。スキマーのオーバースキミング事故3回ほどやらかし、ここ数か月で、あれよあれよとサンゴがRTNとSTNにやられて、3/4ものミドリイシを白化させてしまいました。
現在、NO3は希釈しなければ計測不能なほど高くなっています。
正直、水槽畳もうかなとよぎることもありましたが、最後に上記の対策をやってみて、だめならミドリイシはやめようと思います。先輩方はより困難な状況を解決されて自身のスキルを磨いたのだと思います。私には金銭的にも時間的にもこれ以上の負荷をかけることはできないと思います。
CHRONOS RAIN + 加圧ポンプ
置き場所に悩みました。うちはマンションでルーフバルコニーもあるのですが、屋外に水道栓がないのです。よって置き場所は洗面所以外にありません。床に置くわけにもいかず、嫁に叱られるので壁に穴をあけて吊るすわけにもいきません。最低限の景観上の工夫をしいたいです。そこでタオル置き場のフレームにS字フックで引っ掛けました。
水圧が不足(2.8kg/cm2(40psi))しているので、加圧ポンプも取り付けました。うちの水道水のTDSはバスルームで120ppmでした。DIフィルター手前が3ppm、DIフィルター出口は0ppmで純水となっています。RedSeaの検査薬で計測しましたが、NO3は0でした。PO4は面倒なので計測なし。今度計測します。
純水は真下の20Lポリタンクに落ちるようにします。給水と排水は隣のバスルームを使います。自動停止できないので、水溢れのリスクが高いです。ケーブルがごちゃごちゃしているので排水と給水のパイプを毎回外してどこかへ収納することも考えましたが、運用が回らなくなるかもしれないので、様子見です。とりあえず家族からは微妙な圧力で済んでいます。
Maxspect Gyre XF-230の清掃
パワーを100%にしないとまともな水流が発生しない状況でした。清掃後、100%のままスイッチ入れたら溢れそうなくらい強烈な水流に慌ててスイッチオフ。先に書いたように今は20%水流で十分です。クエン酸の粉を直接振りかけて30分放置し、そのまま水を入れて掻き混ぜて2時間放置しました。その後ブラッシングし水道水で洗い流して、キッチンハイターに1時間ほど漬け込んだら、紫の石灰藻や白い粒も綺麗に流れ落ちました。驚きのパワー回復です。
ドーシングポンプ撤去
ドーシングポンプを撤去したので以前よりキャビネットの中はすっきりしました。
水流ポンプ追加
Gyre汚れによるパワー不足に気が付かず、買いましたが、水槽背面側となるライブロックの裏の水流を確保でき、波動も起こせるので結果オーライだと思います。
静止画ですがGyre+TUNZEの水流・波動はこんな感じです。
本日の水槽現況
椅子にかかっているごみ袋はなかったことにしてください。
コントローラーはこんな感じで収用。
使わなくなったトレースカラーズはパッケージのまま飾りました。