SmartServe(スマートサーブ)を使って外出先から自宅パソコンを利用する
概要
ニフティが提供するSmartServeを利用すると、スマートフォン、タブレット、パソコンを利用して、外出先から自宅のパソコンを利用できます。スマートフォン・タブレットと自宅間にVPNをはって、スマートフォン・タブレットが自宅LANに参加する感じ。
環境
- うちはマンション全体でインターネット接続契約をしている。
- マンション共有部に設置されたスイッチから各世帯にLANが配線されている。
- 各世帯に割り当てられるIPアドレスはグローバルIPでなく、プライベートIPである。
- 別途月額2160円支払えば固定グローバルIPで利用することもできる。
要件
- 自宅インターネット利用では、宅内にプライベートIPアドレスしか来ていないが、それでも外出先から自宅に接続できること。
- セキュアに自宅に接続できること。
- 外出先からパソコンの電源を投入できること。
お品書き
サービスアダプターNV800D。スマートサーブを申し込むとニフティから送付される。初期費用5000円に含まれている。
無線LANアクセスポイント BUFFALO WZR-600DHP ※Wake On Lanマジックパケット送信機能があるもの
接続準備
サービスアダプターNV800DはLAN上のルータに届くように、LANケーブルで接続する。うちでは NV800D → ハブ(写真の白い箱) → 別の部屋のWZR-600DHP という感じ。
ちなみにだが、私の机の下はこんな感じにして各種ケーブルが床を這わないようにまとめている。
接続
SmartServe を選ぶ。なお、SmartServe接続のための設定は事前に済ませておく。設定方法はSmartServeのホームページに掲載されている。
VPN接続されると画面左上に鍵マークが表示される。これでSH-08Eは自宅LANに接続した端末になる。
外出先からパソコンの電源を入れる
WZR-600DHP のWake On Lan マジックパケット送信機能を使って、パソコンの電源を入れるので、無線LANアクセスポイント WZR-600DHP にログオンする。
SmartServe経由で、いくつかのAndroidアプリを使用してWakeOnLanマジックパケット送信してみたが、電源投入できなかった。WiFi経由では電源投入できるので、SmartServeではマジックパケットを送信できないのかもしれない。なので、WZR-600DHPのように、マジックパケット送信機能付きの無線LANアクセスポイントを利用する。
LANに接続された機器一覧が表示されるので、今回電源投入するパソコンSN78SH7の右にあるボタン「WOL」をクリックする。
PocketCloudなどのリモート接続アプリでパソコンに接続できる。
Windows8.1パソコンであるSN78SH7にリモート接続完了。表示解像度はFullHDの1980x1080ドット。
7インチでFullHDだと字が小さい。ピンチアウトで画面を拡大することもできる。
スタート画面
SmartServeの同時接続数
基本は1サービスアダプターにつき1接続だが、月額100円で追加接続できる。
なお、Androidアプリのファイルマネージャを利用すれば、SH-08EからLAN内の共有フォルダに直接アクセスできる。パケットを気にしなければ、外出先から子どもの写真やビデオをみれる。
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