【足底疣贅】直径3cmへの肥大。10ヶ月の停滞を経てレーザー治療を選んだ理由(第1回:苦渋の決断編)
※Google Geminiに写真をアップロードしてその示唆を記載している箇所があります。医師の診断と明確に書かれている箇所以外は私の憶測やGeminiの示唆であるので、その点ご留意願います。
※約10か月間の液体窒素照射療法(保険適用)による足裏のイボにまったく効果がなく自由診療で臨んだ炭酸ガスレーザーによる除去についてしばらく投稿していきます。
※私のように同じような症状で長期間の診療にもかかわらず効果のない不毛な時を過ごし日常生活に支障をきたしている方への参考になればと思います。
2024年6月、足裏に小さな違和感を見つけたのが始まりでした。 私は週5回、暗闇ボクササイズ「b-monster」に通うアクティブな生活を信条としています。パンチを打つ際に右足をヒールターンさせ、母指球に強い負荷がかかるため、最初は「子供の頃に患った魚の目だろう」と自己判断していました。
しかしいよいよ歩くと痛みを感じるようになり、地元の皮膚科を受診。そこで告げられたのは予想外の診断でした。 「魚の目ではなく、イボですね。中心部が赤いでしょう?これ、血管なんです。ウイルス性のイボ(足底疣贅)ですよ」
イボ? 自分の足にウイルスが? ショックを受けると同時に、家族や他人への二次感染、そして自分の体の他の部位への「飛び火」という恐怖が襲いました。「早急に治療しなければ」と心に誓い、そこから長い闘いが始まりました。
なお、私は靴下を履いてb-monsterでワークアウトしています。これはイボに感染する前からです。靴下を履かずにワークアウトしたのは2019年にトライアルを受けた時だけです。イボと診断された以降はシャワーのバスマットや珪藻土マットにレンタルタオルを敷いて自身も他人も守るようにしています。
当初は地元の皮膚科で、綿棒に液体窒素をつけて患部に当てる治療を繰り返しましたが、イボが除去される気配はありません。 「このままでは終わらない」 そう直感した私は、より根治に近いレーザー治療を目的として、現在のクリニックに転院しました。
しかし、そこで待っていたのは専門医からの予想外の言葉でした。 先生から見せられた他の方の施術写真は、想像を絶するほど深く削られた「穴」だったのです。 「これほど深く削ると、しばらくは普通に歩けません。通勤も、大好きなb-monsterもしばらくは難しくなるでしょう」
その言葉に、私の心は激しく揺れました。 当時のイボは直径2cmほど。先生からは「今はまだ大きいので、まずは液体窒素で小さくしてからレーザーを考えましょう」という提案があり、仕事や趣味への影響を恐れた私は、一度はその提案に従うことにしました。
それから約10ヶ月間、現在のクリニックで毎週欠かさず液体窒素スプレーによる治療を続けました。 しかし、現実は残酷でした。 毎週、叫びたくなるような激痛に耐え、治療後3日間はb-monsterに通えないほど足を引きずる日々。大好きなライフスタイルを犠牲にしているにもかかわらず、イボは一向に改善しません。それどころか、小さくするはずだった2cmのイボは、気づけば直径3cmにまで肥大していたのです。
| 液体窒素スプレー治療を続けていた頃のイボ。 当時は2cmほどでしたが、中心部の血管が不気味に密集しているのがわかります。 |
私は収入が比較的高い部類に属しており、毎月かなりの額の健康保険料を納めています(保険料の高低で診療内容に差は生じないことを理解していますが、こういう愚痴を言いたくもなりますのでお許しを)。しかし、10ヶ月もの間、保険診療の枠内で最善を尽くしても、結果は出ませんでした。さらに、この段階で踏み切るレーザー治療は「自由診療」となり、自身で加入している民間の医療保険(手術保険)さえも適用外だという現実が突きつけられました。
なお、自由診療による手術代金は税込33000円でした。直径に応じて費用は算出される仕組みです。麻酔時間は5分、手術は6、7分といったところです。
高額な保険料を払い続けながら、いざという時に公的保険も民間保険も頼れない不条理。 そして、今度こそ本当に「歩けなくなる」というリスク。
迷いはありましたが、3cmに育ってしまった宿敵がすべてを物語っていました。私は「全額自己負担」と「生活の制限」を受け入れた上で、自分の足を取り戻すため、炭酸ガスレーザー手術の同意書にサインしました。
もちろん、これで100%完治する保証はありません。医師ではない私には断定できませんが、ウイルスとの戦いはここからが本当の正念場だと思っています。
(【足底疣贅】3cmの巨大イボを削る。麻酔の激痛と「一枚岩」の摘出(第2回:衝撃の手術編))
(参考)
| 液体窒素スプレー照射直後に撮影したもの。イボの芯が白く変色します。数分で半透明に戻ります。 |
| 数日すると毛細血管が壊死した痕跡?が見えます。 |
| さらに数日後には角質が盛り上がってきます。私自身で専用の爪切りで削ったところです。削らないとイボの盛り上がりに圧迫されて歩行がつらくなります。このクリニックでは先生が剃刀でイボの境目まで角質を削ってくれません。削らずに液体窒素スプレーを照射されます。また医師が照射するのではなく看護師が照射します。医師は診察時間わずか30秒にも満たない早業(笑)で私からすればちゃんと経過診ているのか不安だけが毎回残りました。 |
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