ユニットバスで発生したチョウバエを撃退する
マンションを新築で購入したのが2000年。現在築15年である。
昨年の夏くらいにハート形の蛾みたいな小さな虫を家で見かけるようになった。その虫は飛んでいるのではなく、壁に引っ付いているので、はたいて簡単に殺せる。
最初は数匹、見つけるたびに殺していた。
次第に数が増え、風呂の扉をあけると10匹くらいいることもあった。
そいつの正体はチョウバエである。
左は生きているやつ、右ははたいて殺した奴だ。
チョウバエ殲滅作戦1 パイプフィニッシュで溶かしてやる
会社の後輩が「パイプフィニッシュでイチコロですよ」と教えてくれたので、排水溝にじゃんじゃん流してやった。ユニットバスの排水溝を開けたら黒い糸ミミズみたいな幼虫が数匹いるじゃんか!おらおらーとパイプフィニッシュをじゃんじゃんかけてやった。直接かけても幼虫が溶けることはなかった。むしろ幼虫は動いているぞ。キモイ。
2、3日はチョウバエを見ることはなくなったが、また発生するようになった。
この殲滅作戦は失敗に終わる。
チョウバエ殲滅作戦2 チョウバエコナーズで撃退
近所のホームセンターに行っても売ってなかった。ちょうど世間ではデング熱祭り状態だったので蚊対策の商品ばかり。仕方ないので、Amazonでチョウバエコナーズを購入した。
チョウバエ撃退専用のスプレーだから期待してるぜ!
排水溝はもちろん、ユニットバスのエプロンを外してスプレーの届く範囲にまき散らしてやった。匂いが臭い。でも効いてる感じがするぞ。
さらにカビキラーを撒いて、取れるだけの汚物も取り除いた。
しかし、ユニットバスの浴槽下までは手が回らない。あそこが死角か・・・
1か月くらいチョウバエを見かけなかった。勝った。勝利したぞ!
としばらくするとまたチョウバエが現れた。まあ、これから寒くなるし、チョウバエも生きていけないだろうと、何の根拠もなく知らんぷりをした。数こそ少ないがたまに見かける。やはり、浴槽の下が怪しい。
今回も敗北を喫した。
これまでの殲滅作戦は、チョウバエの繁殖地を消し去るものでなく、殺虫剤を使用した対処的なものであった。これではわずかに生き残ったチョウバエの卵達に復習されてしまう。年末に繁殖地もろとも壊滅的に撃退してやると決めた。
チョウバエ殲滅最後の作戦 ケルヒャー高圧洗浄機で浴槽下まで綺麗にする
最終兵器はケルヒャーの高圧洗浄機K2.01だ。ドイツが誇る圧倒的パワーの洗浄機でチョウバエ共を浄化してやるわ!ケルヒャーの高圧洗浄機K2.01は5年前に車の洗車用に購入し、実家に置いておいたものを、正月に持ってきた。
ホースがなかったのでホームセンターで3m購入した。内径は12mm。
風呂場の蛇口から給水するので、蛇口の先端を回してはずして、takagiの蛇口ニップルを取り付ける。
取り外しを楽にするため、コネクターを使用した。
浴槽を持ち上げてエプロンを外す。簡単に外れる。
浴槽の下の周りに垢がたくさんついている。これはシャワーで流すくらいじゃ取れない。汚いので写真にとっていないが、浴槽の下の端から髪の毛とか垢とかが見える。
ピンボケしているが、これがはチョウバエの蛹だ。左上には成虫の死骸があるぞ。
1匹捕獲して撮影した。
で、浴槽下をケルヒャーの高圧洗浄機をぶっかけてやると蛹がドガーと流れてくる。ギャーと叫びたい。
右から、左から高圧洗浄機をぶっかける。
そして浴槽を私が持ち上げ、嫁が浴槽の下をケルヒャーでぶっぱなす。15年の汚れと蛹が流れてくるぞ。勢いが良すぎて反対側の壁から汚れが飛び出てきた。
そんなことを1時間くらいして作業終了。
浴槽の下は綺麗になったと思う。高圧洗浄機だと強すぎて、排水溝まで流れて来ないゴミもあるので、浴槽を持ち上げて最後にシャワーで流した。
持ち上げると言っても、湯の配管があるので、10cm持ち上げるのが限界だ。
フラッシュをたいて撮影したら垢が残っているじゃないか!でも、まあ、かなりきれいになったと思う。
何よりもチョウバエの蛹が怒濤のごとく流れてきたからね。排水溝に吸い込まれていったよ。
最後の作戦の成果は今後1か月で判明するであろう。
2015/7/4 追記
ケルヒャーの高圧洗浄機ですべてを浄化した結果、チョウバエは全滅したようです。今日まで1匹も存在を確認していません。
やはり対処療法として殺虫するだけでなく、発生源を絶つことが重要な気がする。
浴槽のリフォームをするなら、浴槽下に水が入り込まないタイプのユニットバスがいいな。このユニットバスは手入れが面倒くさい。
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