AVレシーバーリプレイス YAMAHA AVENTAGE RX-A1070
最初に買ったAVレシーバー(AVアンプ)
YAMAHAのDSP-AX420でした。
https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/av_receivers_amps/dsp-ax420_gold__j/index.html
衝動買い。2000年にマンションを購入し、入居直前に購入。リビングで5.1chスピーカー構成にして楽しみました。
次に買ったのは、YAMAHAのDSP-AX2500。
DSP-AX420では物足りないので、7.1ch化も含め2004年に購入。スピーカーも一新しました。このとき買ったスピーカーを今でも使っています。
我が家のホームシアター
http://yunogotoshi.blogspot.jp/2014/10/blog-post_11.html
DSPを効かせてDVDをよくみました。
現在は、ONKYOのTX-SA806X(N)を使用しています。
http://www.jp.onkyo.com/support/audiovisual/discontinued_products/txsa806x/index.html
2008年くらいでしたか、コンテンツはBlu-rayに移行しはじめ、ロスレス音声(Dolby True-HDやDTS-HD Master Audio)が家庭に入ってきます。DSP-AX2500ではロスレスのビットストリームをデコードできません。AV WatchやPhileWebの記事でロスレスが取り上げられることも多く、ロスレスへのあこがれがありました。事実、ロスレスのパワー感は、これまでのものとは体感上まったく違うものでした。100万円払って人間の能力では感じえない何かを得るものではなく、はっきり、向上を感じられるものでした。
https://www.phileweb.com/news/d-av/200808/04/21616.html
うちでは、Blu-rayの再生機としてパソコンを使用しています。パソコンでロスレスのビットストリーム出力を実現するには、条件を満たす必要があります。
古い記事ですが、うちのブログでのパソコンによるロスレス出力関連記事は下記です。
- Intel HD3000 + Core i7 で Windows 10 をクリーンインストールしたら、Dolby True HD と DTS-HD Master Audio のビットストリームがパススルーされない
http://yunogotoshi.blogspot.jp/2015/12/intel-hd3000-core-i7-windows-10-dolby.html - Windows 8.1 で Xonar HDAV 1.3 Deluxe 経由でDTS-HD Master Audio 及び Dolby TrueHD のビットストリーム出力ができるか検証した
http://yunogotoshi.blogspot.jp/2014/12/windows-81-xonar-hdav-13-deluxe-dts-hd.html - 7.1chサラウンドヘッドフォン SONY MDR-DS7500
http://yunogotoshi.blogspot.jp/2014/10/71ch-sony-mdr-ds7500.html - ホームシアター用パソコン(HTPC)を組み立てる
http://yunogotoshi.blogspot.jp/2014/09/htpc.html
AVレシーバーリプレイス
YAMAHAのAVENTAGEによるシネマDSPが気になります。ロスレスのDSPってまだ体験したことないです。AVACで90,000円で購入できるということで買ってしまいました。https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/av_receivers_amps/rx-a1070/index.html
ONKYOのTX-SA806X(N)は定価250,000円(税抜き)。YAMAHA AVENTAGE RX-A1070は定価140,000円(税抜き)です。販売時期は10年ほど離れていますが、グレードとしては、TX-SA806X(N)に軍配があがります。
TX-SA806X(N)の定格出力は各チャンネル180Wです。AVENTAGE RX-A1070の定格出力は帯域別に異なるにしても、各チャネル12OWとなっています。パワーだけならTX-SA806X(N)が圧倒しています。
しかし、我が家はマンションです。防音設備もないです。最上階で、2戸しかないので、ほんの少しだけ大きめの音が出せる程度です。よって、TX-SA806X(N)のパワーを持て余していると思います。そのようなことから、下取りやハードオフに出すのは少し待ってみます。
今回、再びDSPに興味がわいたわけです。アンプのコントロールもブラウザから可能なようですし、ユーザーインターフェースは10年の時を経て、相当進化しているのでしょう。ネットワーク系はパソコンを再生機としているので、さほど驚くことはないと思います。DSDを一度体験したいかなと思っていますが、再生に必要な条件やコンテンツの入手方法がわかっていません。
さて、設置状況です。
左側が、YAMAHA AVENTAGE RX-A1070。右側は2014年に組み立てたHTPCです。現在のOSはWindows 10 Pro 64bitです。1070の上にあるディスプレイは映画のポスターを表示するサイネージです。黒で統一されて、見た目はいい感じになりました。
HTPCからのDTS-HD Master AudioのパススルーもOKです。
ONKYOのTX-SA806XとYAMAHA AVENTAGE RX-A1070の比較
箇条書きで書きます。- パンチ力は、TX-SA806Xの勝ち
- スマートフォンやPCからのコントロールはRX-A1070の圧勝
- サラウンドの広がり感はあえて評価せず。TX-SA806Xの方が各スピーカーからはっきり音が聞こえます。RX-A1070はサラウンドスピーカー鳴っている?というくらい、サラウンド感がありません。よく言えば各チャネルがつながって、自然に包み込んでいるのでしょうが、私の好みではありません。迫力が欠けます。まるで、2.1chスピーカーシステム環境下でのバーチャルサラウンドのような物足りなさです。
ハイレゾに対するDSPへの強い期待感をもって購入しましたが、正直がっかりです。同じ音量だと、RX-A1070はパンチ力なさすぎです。音楽再生もPure Directにしても、RX-A1070はTX-SA806Xに及ばないですね。
意外でした。10年前の250,000円は今の140,000円にかなわないだろうと思っていましたが、私の単なる感想ですが、TX-SA806Xの方が良いです。
重さはTX-SA806Xが23kg、RX-A1070が14.9kgと約10kgも違います。この重さの差は何だろう?
RX-A1070の良いところは、操作性ですね。うちのホームシアターは4Kでなく2Kだし、真上の天井スピーカーもない7.1chスピーカーシステムなのでDolby ATMOSの効果も得られない?
ドルビーアトモス7.1.2のスピーカー配置
https://www.dolby.com/jp/ja/guide/dolby-atmos-speaker-setup/7-1-2-setups.html
最初はTX-SA806Xを下取りに出すか、リサイクルショップに売り払うと考えていたのですが、そうしなくて正解。RX-A1070をもう少し調整してみて、好みの音が出せるか試してみようと思います。もし、パンチ力が出ないようであれば、サラウンド感が得られないようであれば、TX-SA806Xを復活させます。
今ある7.1chスピーカーシステムに対し、RX-A1070とTX-SA806Xを切り替えて使えればよいのですが、そのようなことができるかどうかわかりません。ご存知の方いらっしゃいましたら、教えてください。
2020/5/03追記
Forrissimo Audio
https://www.inter-d.com/SPS-SPECIAL.htm
1年前くらいに7.1chで見積りをお願いしたら10万円オーバーでした。お金を貯めてお願いしようと思います。
LUXMANのスピーカーセレクター AS-5IIIとか使うのかな?と想像しましたが、何か違うような気がします。仮にこれだとしたら、これが7つ必要なんじゃないかと・・・
http://www.luxman.co.jp/product/as-5iii
というような残念な結果でしたので、我が家の映画ポスターサイネージを少々。
ポスターのスライドショーだけ眺めていても、それっぽい雰囲気出すので、これは満足です。