eRemoteとスマートサーブで外出先からリビングのエアコンをコントロール
私はリモコンが好きです。愛車エスティマ ハイブリッドもリモコンエンジンスターター搭載です。仕事帰りの電車の車内からもエンジン始動できます。毎朝毎夜の娘の保育園の送迎では大活躍でした。
リモコン好きな私は、外出先からエアコンのスイッチを入れたり切ったりしたい!と常々考えていました。iRemoconが発売されたとき、飛びつきそうになりましたが値段の高さに引きました。
久しぶりにAmazonをうろついているとeRemoteを発見しました。
値段が6,700円と安いです。iRemoconは22,400円でした。
Amazonをさらにうろつき、いろいろ検討しました。
エアコンは2001年製の三菱 霧ヶ峰MSZ-SFX40HS-Wです。
要件
- Android端末、iPad mini からコントロールできること
- 外出先からエアコンのスイッチを入れたり切ったりできること
- 外出先からエアコンのリモコン操作ができること
- 外出先から部屋の温度をモニターできること
- コントローラは有線LAN接続が不要なこと
- 嫁と私が同時にコントロールできること
なお、我が家ではニフティのスマートサーブを導入しているので、外出先から自宅までVPNで安全に通信できる状態になっています。
また、我が家にはエアコン以外に赤外線リモコンで操作したいものがないので、それ以上のことは望みません。
スマートサーブについては以下もどうぞ。
要件を満たすための検討
赤字は選ばなかった要因
- スマートサーブの追加サービス「おへやプラス」
- 月額680円を追加で支払い、iRemocon WiFi をレンタルし、おへやプラスというアプリを介してエアコンをコントロール。
- 2年未満で解約すると違約金をとられる。最大2万円くらいの違約金。
- 2年以上契約していても、解約するとiRemocon WiFiを返却しなければならない。
- 使い続ける間は月額680円支払わなければならない。
- 2年間月額680円も払い続けて(2年で16,320円)もiRemocon WiFiは手元に残らない。
- サポート対象外のエアコンであった場合は返品可能。
- iRemocon WiFi
- 値段が高い。(22,400円)
- iRKit
- デザインがいい。
- 難しそう。
- 安い。(7,700円)
- Pluteステーション
- デザインが微妙。
- 値段がやや高い。(13,800円)
- 有線LANが必要。
- 2003年以降に発売されたエアコンに対応。2003年以前のにも対応とかいてあるけどどちらなんでしょう?
- eRemote
- 安い。(6,700円)
- デザインはまあまあ。
- 7日間無条件返品OK
Amazonのレビューを見ていると、各機種でエアコンとの相性が悪くコントロールできないといったレポートがありました。私の不安もまさにそこです。もし購入してエアコンをコントロールできなかったらと思うと悩んでしまいます。
選んだのはeRemote
- コントロールできなくても経済的損失はこれが一番軽くすみます。
- デザインも良さそうです。
結果
見事にコントロールできました。簡単、大満足、ありがとう。
我が家の利用イメージ図
外出先から自宅LANにVPNで安全に接続します。外にいながら家のLANに参加しているので、家にいるのと何ら変わりなくエアコンを操作できます。我が家の場合、eRemoteが提供するインターネット上の中継サービスを利用する必要はありません。これで私と嫁どちらも外出先からエアコンをコントロールすることもできるし、スケジュール設定もできるようになりました。
ではここから製品、設置状況、設定をみていきます。
パッケージ
本体外観。Amazonの写真では安っぽい印象でしたが、そんなことはありません。
設置状況
テレビ台とエアコンとの位置関係です。eRemoteの真上にエアコンがあります。
設定
まず、Android端末にe-Controlをインストールします。
本体にマイクロUSBケーブルをつないでコンセントに接続すると、本体が待機状態になります。
Android端末をWiFi接続し、e-Controlを起動し、デバイスを追加で本体を無線LANに接続させます。5G帯はダメですが、SSIDにアンダースコア「_」があっても接続できました。
いきなりオートエアコンの設定画面が来てスクリーンショット忘れました。エアコンのリモコンを本体に向けて、エアコンのスイッチをオンにします。
たったこれだけでOKです。下図ののように温度調整、モード(暖房、エアコン切替など)、風量を調整できるようになります。
エアコンをコントロール
実際にコントロールしてみます。
オートエアコンをタップします。
現在エアコンはオフです。
電源ボタンをタップしてエアコンをオンにしました。左上の設定温度の下に雪印みたいのが出ている場合はエアコンがオンです。その右にあるのは風量です。右の家のマークに温度は室温です。本体をエアコンの真下に置いていて、冷房の風をまともに受けているので温度が低くなっています。
設定温度を24度にしてみました。
WiFiをオフにし、LTE通信にしてスマートサーブのVPN接続で利用したところ、ばっちりコントロールできました。
タイマー制御
スケジュール登録でエアコンをオン・オフできます。
まとめ
外出先からコントロールしたい家電はエアコンしかないので、スマートハウス?というには程遠いです。しかし、外出先から室温を確認し、エアコンをリモートコントロールできるのは実用的だと思います。
我が家のルンバは780なのでスケジュール機能があります。もしスケジュール機能がないルンバなら、iRemoteのスケジュール機能で代用できそうです。
エアコンの切り忘れも安心だし、スケジュールを複数登録できるので帰宅、平日の起床前に自動でエアコンをつけて、定時に消すなんて運用も簡単にこなしてくれます。
ということで、ありがとうeRemote!快適な夏を過ごせそうです。
気になること
- アプリ「e-Control」をいったん終了させて再度起動すると、エアコンの状態をモニタすることができないようです。この場合、電源をタップします。オンならオフに、オフならオンになります。電源をタップすることでエアコンの状態をモニタすることができます。
- アプリ「e-Control」の自動アップデートで「提供元不明なアプリ」扱いになって、セキュリティを緩める必要があります。緩めたくないのでアップデートしていません。
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