ディスプレイ接続情報をクリアする方法 Windows11
RTX2060 と YAMAHA AVENTAGE 1070 を1920X1080 60Hz または 3840x2160 60Hz で接続すると、 AVENTAGE 1070 が入力信号のチェックを永遠に繰り返し、その後2度と映像が映らなくなります。通常、解像度やリフレッシュレートの変更を実施すると、パソコン側では変更を維持するか、元に戻すか問い合わせが来るので、放置すれば元の設定に戻りますが、それさえ映りません。
こうなると、他のディスプレイに接続してリフレッシュレートの変更を実施することになりますが、Windowsはディスプレイとの接続情報を保持しているので、他のディスプレイで設定を変更しても、YAMAHA AVENTAGE 1070 に接続すると、再び3840x2160 60Hz で接続しようとするため、 AVENTAGE 1070 が入力信号のチェックを永遠に繰り返すことになります。
(参考)
- YAMAHA AVENTAGE1070とNVIDIA RTX2060 (yunogotoshi.blogspot.com)
- NVIDIA GeForce RTX 2060とYAMAHA AVENTAGE 1070との接続でリフレッシュレート60Hzを使用する (yunogotoshi.blogspot.com)
解決方法です。
Windowsスマートチューニング(465) Win 10編: レジストリ内のディスプレイ設定を削除する | マイナビニュース (mynavi.jp)
上記記事に救われました。
私の環境はWindows 11ですが、レジストリキーは同じでしたので、上記の記事どおりの作業でOKです。
備忘録として残しておきます。
- HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥GraphicsDrivers¥Configurationキー下のサブキーをすべて削除。
- HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥GraphicsDrivers¥Connectivityキー下のサブキーをすべて削除。
- HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥GraphicsDrivers¥ScaleFactorsキー下のサブキーをすべて削除。
- PCを再起動。
- YAMAHA AVENTAGE 1070 へ接続する。
- nVIDIAコントロールパネルから解像度を1920x1080、リフレッシュレートを60Hzに変更する
※Windowsの設定→ディスプレイ設定、ディスプレイ設定の詳細からだと失敗して永遠に映らなくなる現象になるので注意!
参考にNG状態のレジストリ値
YAMAHA AVENTAGE 1070 の先にプロジェクター BenQ HT3550があるので、レジストリにはそちらで記録されるようです。Windowsの認識もYAMAHA AVENTAGE 1070 ではなくBenQ HT3550です。
解像度やリフレッシュレートの値を変更してもよいのですが、上記手順のとおり削除するのがよいと思います。
BenQ HT3550の情報(水色)は削除する下記のキー(黄緑)に登録されています。
コメント
コメントを投稿