VyOS にイーサーネットインターフェースを追加する -その2-

 

やること

 

  • 仮想パソコン群を収容するセグメント1をVyOSに追加します。赤枠のところです。
  • 結果、セグメント1からセグメント1を経由してインターネットへアクセス可能になります。

 

05

 

作業

セグメント1用に、VyOSにイーサーネットインターフェース「eth1」を追加します。

ここで躓きました。

set interfaces ethernet eth1 address 192.168.1.1/24

でイーサーネットインターフェース「eth1」を追加しようとすると、「eth1」は存在しないから失敗した!となります。存在しないから今から作るんじゃい!ボケッ!と悩んでいろいろやること30分。

※下図ではエラーを出すためにeth2を追加しようとしたところです。
07

あ、仮想ルーター「VyOS」にバインドしているネットワークアダプター1個しかない。そういうことか?物理に置き換えればあたり前なのですが、仮想なので、仮想マシンにネットワークアダプターをバインドしなくても、イーサーネットインターフェースを次々に追加できると勘違いしてました。バインドされている仮想ネットワークアダプター一つにつき、1つのイーサーネットインターフェースということみたいです。なんせ物理のルーターも触ったことないので・・・

ということで、「VyOS」に仮想ネットワークアダプターを一つ追加します。追加する仮想ネットワークアダプターはプライベートの「vSWPRV」です。

03

(コマンド)

set interfaces ethernet eth1 address 192.168.1.1/24
commit
NATを設定する前はセグメント11から1セグメント1にping通りません。
set nat source rule 1 outbound-interface eth1
set nat source rule 1 source address 192.168.1.0/24
set nat source rule 1 translation address masquerade
commit
save

05

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セグメント11からセグメント1への経路情報をWZR-600DHPに設定します。

08

これでセグメント1からセグメント11へ、セグメント11からセグメント1へpingが通るようになります。なおpingの受け側はネットワーク探索を有効にしておかないとWindowsファイアーウォールでpingを遮断してしまうので注意。

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