Virtual DJ を一般ユーザ権限で動作させる方法

Vestax Typhoon にバンドルされる Virtual DJ ですが、インストールするには管理者権限が必要です。まあ、これは仕方ないとして、実行にも管理者権限が必要という?なソフトです。

Vestax Typhoon にバンドルされてくる Virtual DJ LE を管理者権限でインストールしたら、実行も管理者(インストールしたアカウント)でないとダメとか・・・

vdj2

管理者で実行は嫌ですね。
インストールバージョンは  CONFIGのAdvancedOptionsで確認すると 7.02LE[b353]
OSはWindows Vista Ultimate SP1 32bit

Virtual DJ 管理者権限 とかでググっても出てこないので回避策をメモ
※レジストリを操作するので自己責任で

Virtual DJ の作業フォルダを任意の場所に作成
ここでは D:\VirtualDJWork とします


作成したフォルダに一般ユーザ権限に更新権を付与する

管理者(インストールしたアカウント)のドキュメントに VirtualDJ というフォルダがあるので、その中のファイルとフォルダをすべて D:\VirtualDJWork にコピーする

regeditを起動し以下のキーの値を修正
HKEY_CURRENT_USER\Software\VirtualDJ\HomeFolder
の値を
C:\Users\****\Documents\VirtualDJ → D:\VirtualDJWork
※****は管理者のインストールしたアカウント名が入っているはず
vdj1

以上

なおサンプル音源のパスもレジストリに書かれているけど、それは修正しなくてもVirtual DJから呼び出せるので修正しなくてもOK(画像参照)。修正してもいいと思うけどね。修正するなら各サンプルファイルのフォルダ部分のパスを
C:\Users\****\Documents\VirtualDJ → D:\VirtualDJWork
にすればいいと思うけど。
今後操作してみて不都合が発生したら修正しよう。
管理者でアクティベーション済なので、一般ユーザで再度アクティベーションの必要はないけれどCONFIGからAsio出力の設定は必要。これもレジストリとかで設定できるかもしれないけどGUIでできるのだからGUIでやるべし。
インストールを一般ユーザにしてUAC応答で対処すればよかったかもしれないけどね。
セキュアに遊ぶなら管理者権限はちょっとね・・・・にいかが?
あ、長くなったけど作業フォルダをD:\VirtualDJWorkにしたので管理者と一般ユーザは同じフォルダを使うから住み分けができないですね。複数の一般ユーザで利用する想定がされていないということかな?

(2013/8/31追記)
Windows 8 64bit Proですが、ASIO4TYPHOON Audio Driver 1.0.0.28 + Virtual DJ LE 7.0.2 ちゃんと動作しています。
virtualdj01

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